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日銀は31日、2日目の金融政策決定会合を開き、追加の利上げについて検討しています。政策金利を0.25％に引き上げる案などを議論していると見られ、このあと決定した内容を公表することにしています。
31日の会合では、植田総裁ら9人の政策委員が当面の政策運営の方針について議論しています。
植田総裁は、基調的な物価上昇率が目標とする2％に向けて安定的に上昇すれば追加の利上げを行うとしていますが、委員の間では物価は見通しに沿って上昇しているという見方が強まっています。
中には、円安が物価を押し上げるリスクを注視すべきだという意見もあり、31日の会合では追加の利上げについて検討しています。
具体的には、現在0％から0.1％程度としている政策金利を0.25％程度に引き上げる案などについて議論を行っているとみられます。
日銀 政策金利の推移
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委員の中には消費の動向などをなお見極めるべきだという慎重な意見もありますが、直近の経済データを分析した上で最終的な判断を行います。
日銀が利上げを実施すればことし3月にマイナス金利政策を解除して以来となります。
また、今回の会合では、大規模緩和の一環として進めてきた国債の買い入れについて、今後1年から2年程度の具体的な減額の計画を決定します。
日銀はまもなく決定内容を公表し、午後、植田総裁が記者会見を開いて説明することにしています。
2024年7月31日 11時40分
NHK
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