24/07/25 15:29:17.86 kJ87ROda.net
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日産自は2024年4~6月期決算を発表
日産自動車が25日発表した2024年4~6月期の連結決算は、営業利益が前年同期比99%減の9億9500万円だった。主力の米国で販売が減少した上、在庫を減らすためにディーラーに支払う販売奨励金が大きく膨らんだ。あわせて25年3月期の業績予想も下方修正した。決算発表直後、東京株式市場では日産自の株価が一時前日比11%下落した。
日産自の連結業績(4~6月期)
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25年3月期の営業利益予想は前期比12%減の5000億円とした。1000億円の下振れで増益見通しから一転減益となった。市場予想の平均(QUICKコンセンサス、微増の5712億円)も712億円下回った。
純利益見通しは前期比30%減の3000億円と、期初予想より800億円引き下げた。想定為替レートは1ドル=155円と同10円円安とし、世界販売台数見通しは365万台と5万台下振れさせた。
4~6月期の売上高は前年同期比3%増の2兆9983億円、純利益は73%減の285億円だった。前年同期と比べた営業利益は台数や奨励金といった販売関連の項目が1104億円のマイナスとなり、為替の円安効果(237億円のプラス)では補えなかった。
決算発表を受け、オンラインで記者会見した内田誠社長は下方修正の主因について「米国事業の悪化」と説明した。「在庫が増加し、予想よりも販売を伸ばすことができず、古いモデルに対し高いインセンティブ(販売奨励金)が必要だった」と話した。「新たなモデルの投入で、販売台数と収益の達成を目指す」と続けた。
日産は主力の米国販売が鈍い(四半期別の推移)
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(出所)マークラインズ
日産は世界で電気自動車(EV)の伸びが鈍化し、ハイブリッド車(HV)の人気が広がる中、主力市場の米国では台数が減り、シェアが低下している。米国でHVを投入できていない点がトヨタ自動車やホンダとの差につながっている。
マークラインズによると、4~6月期の日産の米国販売は3%減の23万台だった。シェアは半面、トヨタは9%増の62万台、ホンダが3%増の35万台だった。日産は前年同期比で6四半期ぶりのマイナスとなった。同期間の現地シェアは6%と、トヨタ(15%)やホンダ(9%)との差も開いた。
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2024年7月25日 14:37 (2024年7月25日 15:18更新)
日本経済新聞
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