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【ロンドン=湯前宗太郎】英通信最大手のBTグループは18日、2030年までに最大で5万5000人の人員削減を実施すると発表した。契約社員も含む全体の従業員数の約4割に上る規模で、同社が進める光ファイバー回線の敷設工事の完了を見据えて踏み切る。さらに人工知能(AI)の導入など業務のデジタル化も通じて人員体制を縮小する。
BTの現在の従業員数は13万人にのぼる。3万人を契約社員が占めており、多くが大容量で長距離のデータ送信が可能となる光ファイバー回線の敷設に従事している。同社は回線網の整備の大部分が完了する30年までに、契約社員を中心に技術者などの人員を削減する計画だ。
BTは25年までに20年比で年30億ポンド(約5200億円)にのぼるコスト削減の目標を打ち出している。人員削減もコスト低減に向けた一環で光ファイバー関連以外にも、人工知能(AI)の導入を通じた業務の省力化により1万人以上を減らす。他の構造改革計画に伴う人員削減も予定しているという。
国内の競合では英ボーダフォンも16日、今後3年間で世界の全従業員数の約1割にあたる、1万1000人の人員削減を発表している。
2023年5月19日 6:23
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