【経済】会社の利益は増えても「日本人の給料」が20年間増えなかった「本当の理由」 [田杉山脈★]at BIZPLUS
【経済】会社の利益は増えても「日本人の給料」が20年間増えなかった「本当の理由」 [田杉山脈★] - 暇つぶし2ch1:田杉山脈 ★
21/11/26 16:13:36.89 CAP_USER.net
企業の利益は増えているのに……
 藤井 まずは次のグラフをご覧下さい。これは、日本国内の法人企業(資本金10億円以上)の「利益」(経常利益)と「給与」(決まって支給する給与)、それから「株主配当金」の平均値の推移を示しています。
 いずれも、1997年を100に基準化したものです。これを見ると、私たちの給与は、この20年間、全く増えてないことがわかりますよね。
 ―ホントですね! ずーっと横ばいで全然増えてない……。
 藤井 そうです。それなのに会社の「利益」は、増減しながらも、2.5倍くらいの水準に増えてきている。
 ―確かに。ということは……。
 藤井 会社はどんどん儲けを増やしてきてるのに、それを社員の給料に全然回してなかったということです。このグラフは平均のグラフですから、社員を冷遇する会社だけというわけでなく、平均的な会社はみなそうしていた、ということです。
 じゃあ、その儲けたおカネがどこに行ってるのかというと、このグラフから、「株主」に回されていたっていうことがハッキリとわかります。このグラフに記載のように、「株主配当」は、この20年で、5倍以上に膨れ上がっているんです。
 ―えーっ、それはひどい! 
 藤井 そうなんです。株主配当金っていうのは、株式会社の株を持っている「株主」に配当されるおカネです。
 そもそも株式会社っていうのは、株主におカネを出してもらって(出資してもらって)、そのおカネを元手にビジネスを展開して、利益が出たら最初におカネを出してもらっていた株主にその利益の一部を「配当」する、っていう仕組みになっています。で、株主は、その「配当金」が欲しいという動機で株を買うわけです。
 一般にそんな株主は、「資本家」と呼ばれるたくさんおカネを持ったお金持ちの方々とか、投機をビジネスにしている金融機関とかです。だから配当金を受け取るのはおおよその場合、大金持ちの資本家・大企業のみなさんだという構図があるわけです。
資本家がカネを吸い取っている
Photo by iStock
 で、利益はこの20年で2倍にしかなっていないのに、株主配当金だけは5倍以上になっているということは、日本の企業は儲かったおカネのうち、株主に回す分をどんどんどんどん増やしてきたということになっているわけです。
 一方で、利益が2倍になっているのに給与を全く増やしてこなかったってことは、要するに、日本の企業は本来ならば私たちのような一般の労働者に給料として回してしかるべきおカネを、どんどん大金持ちの株主たちに回していったってことです。
 ―その配当金は本来、私たちがもらっていていいおカネ、っていうか、受け取るべきおカネなのに、企業が勝手に株主たちに回していた、ってことですよね! 大金持ちはますます大金持ちに、庶民はいよいよ貧しくなるばかりじゃないですか。企業は第一に、利益を実際に生み出している労働者を大事にするべきでしょう。ホント、腹の立つ話ですね……。
 藤井 そうです。少々意地悪な解釈をするなら、大金持ちの資本家たちが、株式会社という仕組みを使って、この20年間、私たち一般の労働者の国民からカネを吸い上げ続けてきた、っていうことですね。
URLリンク(news.yahoo.co.jp)


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