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資生堂[4911]は10日、2020年12月期(今期)の連結最終損益が300億円の赤字(前期は735億円の黒字)になる見通しだと発表した。220億円の赤字としていた従来予想から下振れする。化粧品の販売が低調に推移しており、市場回復の遅れが一定程度続くとみる。国内における在庫の適正化や米州事業の構造改革の実施も重荷となる。
売上高予想はこれまでの前期比16%減の9530億円から19%減の9150億円、営業損益予想はトントンから100億円の赤字(前期は1138億円の黒字)にそれぞれ引き下げた。1株40円としていた年間配当予想は据え置いた。
同時に発表した20年1~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比23%減の6536億円、営業利益が91%減の89億円、最終損益が136億円の赤字(前年同期は724億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大でインバウンド(訪日外国人)需要が急減したほか、外出自粛の流れのなかで化粧品の販売が大きく落ち込んだ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2020/11/10 16:26
日本経済新聞
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