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【毎日新聞/北海道】介護 人手不足続く 需要高まるも負担増で悪循環に - 暇つぶし2ch1:あられお菓子 ★
18/05/22 07:32:38.25 CAP_USER.net
毎日新聞 2018年5月21日 08時44分(最終更新 5月21日 08時44分)
URLリンク(mainichi.jp)
 介護サービス分野で、人手不足が続く。北海道内の3月の有効求人倍率は全職業の1.14倍に対し、
ホームヘルパー・ケアワーカーは2.73倍となっている。道が全介護サービス事業所に初めて実施した
アンケート調査でも、半数が「職員が不足している」と回答した。高齢化が急速に進み介護需要が高まるなか、
職員確保はより困難を増している。【山下智恵】

募集はしても
 「最低限の人員で回している。欠員が補充できなければ職員への負担は大きいが、ここ数年は募集しても
人が来ない」。札幌市清田区の特別養護老人ホーム「ひらおか梅花実」の三井弘巳施設長は話す。
 要介護3~5の入所者約100人に対して介護職員は20人で、夜間は5人。1人の介護職員の夜勤
(午後8時~午前7時半)は月3、4回ほど。半年前に欠員が出た際は夜勤回数を増やすなどしてカバーし、
現在は上級職が現場に入るなどしてしのぐ。
 有資格者は全員正社員とするなど待遇改善を進めるが、募集をしても人が来ず人材紹介会社に頼る。
1人を採用すると紹介料名目で50万~60万円がかかるが、数カ月で辞める職員も少なくない。

定員減の恐れ
 道は昨夏、介護サービスを提供する全事業所に人手不足に関するアンケート調査を実施し、
3688施設が回答した。
 人員不足を感じている事業所は52.7%で、特養など施設型サービス(回答377施設)に限ると
65.3%を占めた。
 不足人数を「3~5人」と答えたのは全事業所の27.4%に対し、施設型は46.7%。施設での
不足の理由は「離職者が多いが欠員補充が難しい」が46.7%に上った。
 札幌市の別の特養施設長は「要員が補充できない状態が続けば、利用者の受け入れ制限も検討しないといけない」
と明かす。定員80人に対して入居待ちの高齢者は100人近いが、状況によっては定員を減らす事態に
なりかねない。
 訪問などの居宅介護サービスも同じ悩みを抱える。東京商工リサーチのまとめによると、2017年度に
道内で7件の老人福祉・介護サービス業者が倒産。人手不足による給与の高騰などが背景にあると分析する。

高まる離職率
 一方で、需要は伸び続ける。道内の要支援・要介護認定者は18年2月に32万1249人と、08年に比べて
10万人以上増加。16年4月時点の道内の特養待機高齢者は1万2774人だった。
 公益財団法人・介護労働安定センター北海道支部によると、介護職員の年間離職率は20%で全職業平均を
5ポイント上回った。渡辺誠二支部長は「つらいイメージのある介護は他の職に流れやすいうえ、介護職内でも
高待遇を求めて流動化している。人手不足で現場の負担が増し、さらなる人手不足を呼んでいるのではないか」
と分析する。

(続きは記事元参照)


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