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【経営】お好み焼き「千房」次期社長は元証券マン 「不変と革新」で売り上げアップ - 暇つぶし2ch1:ニライカナイφ ★
17/08/11 05:33:36.70 CAP_USER.net
お好み焼きチェーン「千房」(大阪市)が改革を進めている。
主導するのは中井政嗣(まさつぐ)社長の三男で専務の貫二さん(41)。
実力主義で知られる大手証券会社を退社して経営に加わり、効率化を進めるとともに人材育成策を強化した。
業績は好調で、これからは海外事業を強化する考えだという。
■ 第一印象は「非効率な会社」
「2代目の苦労は亡き兄が天国に持っていってくれた。
そのおかげで3代目のような感覚でプレッシャーなく会社の改革に取り組むことができる」
大阪市内のホテルで5月、経営者親睦会「ねっ子の会」が企画した講演会で、講師として登壇した千房専務、中井貫二さんはこう語った。
中井さんは、東京の大学を卒業後、野村証券に入社。
個人富裕層向けの資産運用管理業務でキャリアを積んできたが平成26年7月、千房に専務として入社した。
同社の経営を継ぐはずだった兄の一宏さんが44歳で急逝したのだ。
営業成績の順位が毎月公開され処遇に直結する野村証券と比べて、当時の千房は「非効率なところがある会社」と感じたという。
経営陣の1人として「守るものは守り、変えるものは変える『不変と革新』の方針」で臨んだ。
■ 人材育成に鍵
中井さんは入社してすぐに幹部社員と1泊の合宿を企画。
「今まで変えなくてはいけないと思いながらも変えられずにいたことがあるはずだ」と投げかけた。
すると「人事評価の基準があいまいだ」「新規出店の基準がよく分からない」などの指摘が相次いだ。
本格的に経営を変えていくにあたって、重視したのが人だ。
人事評価について「現場が頑張った分が必ずしも評価に反映されない」として、各店の売上高だけでなく、個々のスタッフがどれだけ顧客満足につながるサービスができているかも重視するようにした。
評価項目のある人事考課表を導入し、店長らには部下を評価する権限を与えた。
それぞれの評価内容をスタッフの能力向上に役立てられるようフィードバックも始めたという。
人材育成制度の充実も図った。それまで新入社員を対象とする2泊3日の研修旅行を行っていたが、研修をさらに3回増やした。
社歴2~3年の社員らが講師となり経験談を披露するなどして、実践的なノウハウを共有。
このほか、店長級の社員には接客サービスなどの成功例について情報交換させるようにした。
■ 海外出店を強化
内部を固める一方で海外展開の強化も打ち出した。
過去の失敗から現社長で父の政嗣さんは「自分の目の黒いうちはやらない」としてきたが「国内市場は縮小している」と説得し自ら指揮をとった。
この3年間にベトナム、フィリピン、タイにオープンした。
「和食の流行が追い風になっている。国内の知名度に安住せず挑戦する」と今後5年間で10~15店舗まで増やす方針だ。
さまざまな取り組みは成果をあげているようだ。
28年度と5年前と比べると店舗数は62店と変らないが、売上高は約20%増の61億4300万円。
中井専務は「野村証券を辞めたことに対する後悔はない。
飲食業はお客さまの喜ぶ顔が見られるのが魅力だ」と話す。
産経WEST 2017.8.10 07:00
URLリンク(www.sankei.com)


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