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【IOT】IoTで山岳遭難事故防止を目指す「TREK TRACK」、9月1日サービス開始 - 暇つぶし2ch1:音泉光征 ★
17/08/08 23:25:55.35 CAP_USER.net
IoTで山岳遭難事故防止を目指す「TREK TRACK」、9月1日サービス開始
 株式会社博報堂アイ・スタジオは、長距離無線通信技術「LPWA(Low Power Wide Area)」を活用したアウトドアインフラサービス
「TREK TRACK」を、奥秩父・瑞牆山(山梨県北杜市)にて9月1日に提供開始する。サービス利用料金は日額990円~。デバイスの発送
/返却は郵送で行われる。

 TREK TRACKは、専用デバイスを持ち歩くことで登山者の位置情報履歴が記録され、離れた場所にいる家族や山岳管理者などがウェ
ブサイトやアプリから確認できるもの。デバイスの電源を入れると自動的にGPS情報を数分間に1度送信。緯度経度・標高、移動範囲
をマップに表示する。
 電源は単4電池×2、駆動時間は3~4日。本体の大きさは100×55×15mm(幅×奥行×厚さ)、重量は約100g。
 遭難時に位置情報とあわせてTREK TRACK事務局へ通報する「HELP」ボタンも装備。信号を確認した事務局は、事前に登録された家
族・知人などの連絡先へ連絡する。なお、同機能は登山の安全をサポートするための補助機能であり、警察への捜索願の届出など、
緊急連絡先以降への対応については各自行う必要がある。
 対象エリアに設置されるゲートウェイとデバイス間の通信にはLPWAを利用しており、通信方式は920MHz帯LoRa変調を採用。1台で半
径10kmをカバーしており、瑞牆山では2台設置する。通信速度は100bps~数十kbpsと低速だが、1拠点あたりのコストを8万円程度に抑
えることができるという。ゲートウェイからTREK TRACKサーバーへの通信にはソラコムのLTE/3Gサービスを使用する。
 ゲートウェイ本体の大きさは175×45×130(幅×奥行×高さ)。IP67の防水性能を備えており、屋外での設置に対応する。山地で
は山小屋の屋根上などに設置するが、電源を確保できない場所ではソーラーバッテリーを用いる。
■登山のお供に「TRECK TRACK」を、ただし“アナログの知識”も重要
 アウトドアプロデューサーの長谷部雅一氏は、遭難事故の現状について説明。近年のアウトドアブームに伴い、山岳遭難の発生件
数も増加傾向にあるという。単独で山登りに挑んで遭難する登山者も多くなっており、自主的な安全性の確保も重要視されている。
 これまでも、遭難者はスマートフォンを携帯していることはあったが、電波が不安定な山の中ではバッテリー消費が激しく、予備
バッテリーでも持ちこたえられないケースが多いという。そこで、低消費電力かつ長距離通信が可能なTREK TRACKの有用性に期待を
寄せる。
 しかし、長谷部氏は地図の読み方やコンパスの使い方など、“アナログの知識”を身に付けることも重要だと指摘する。TREK TRAC
Kに頼り切るのではなく、バックアップとして使うことで、より安全な登山活動に繋げられるものだと語った。
 TREK TRACKの研究開発が始まったのは2014年。当初は近距離無線通信規格で低消費電力が特徴の「ZigBee」によるリレー方式伝送
を考えていたが、ゲートウェイを相当数用意する必要があり、コストがかかることが分かったという。2015年にはBLEを用いた「iBea
con」を使った独自ネットワーク構築を試すが、稜線などの保護区では人工物を設置できないため、山頂付近のデータを取得できない
問題があった。そこで、IoT向けの無線ネットワークとして注目され始めたLPWAを2016年より採用したという。
 登山者の位置情報履歴はサーバー上に蓄積されるため、「取得したデータを活用し、道迷いが発生しやすい場所や滞留しやすい場
所の特定、登山道の整備などにも活用できる」と川崎順平氏(博報堂アイ・スタジオTREK TRACK推進室室長)は語る。また、観光産
業向けのマーケティングサービスにも活用できることを期待するとした。
 今後は2018年1月にバックカントリーエリアでのサービス提供や、電子登山届け「コンパス」と連携した全国で使える電子登山機能
の提供も予定する。
 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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