17/06/21 20:27:01.81 CAP_USER.net
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2017/6/21 19:28
全国銀行協会は2018年にも韓国への送金手数料を10分の1に減らす方針を明らかにした。銀行ごとに送金する今の仕組みを改め、幹事行がまとめて送金することでコストを大きく下げる。タイやマレーシアなど東南アジアへの送金料も減らす方向で調整し、企業の海外展開を後押しする。
金融庁が21日に開いた有識者会議で示した。まず3メガバンクが新たな仕組みを導入する見通しだ。大手の地方銀行も追随する可能性が高い。
送金手続きは現在、日本と海外の銀行の間で1件ずつ処理している。手数料は銀行によってまちまちだが、企業向けで1件4000~5000円程度、個人向けはそれよりやや高い水準だ。新たな仕組みでは1日1回、まとめてお金を送る。中継する銀行の介在がなくなり、複数銀行間でかかっていた手数料が減る。
金融とIT(情報技術)が融合したフィンテックの普及により、欧米では手数料が1件あたり数百円程度に下がった事例もあるという。邦銀にとって手数料の引き下げは収入減につながるが、国際競争力を維持して顧客をつなぎ留めるために新システムを導入する。