17/05/08 18:41:17.60 CAP_USER.net
カメラ業界の苦境が続いている。高精細な写真が撮れるスマートフォンの台頭で販売減少に歯止めがかからず、ニコンなどリストラを迫られる企業も出た。
カメラ映像機器工業会によると、日本企業による平成28年のデジタルカメラの出荷台数は輸出を含めて2418万台となり、5年前から約8割減。スマホと違いを出しづらいコンパクトカメラの減少が著しい。
市場の縮小でメーカーは業績悪化に苦しむ。ニコンは29年3月期の連結純損益を90億円の赤字と見込み、千人の早期退職者を募った。
リコーは事務機器の不振にデジカメの収益悪化が追い打ちをかけ、17年3月期の純利益が前期比94・5%減の34億円だった。
厳しい現状に各社は対応を急ぐ。ニコンはスマホと違いを出せる高倍率モデルに力を入れ、リコーも機種を絞り込む。ソニーは無音、無振動で撮影できる電子シャッターを搭載した高級モデル「α9」を発売する。野生動物やコンサートの撮影などに適しているという。
2017.5.8 14:05
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