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ある日、カーシュはジョージワシントン大学の健康政策アナリストであるトーマス・ムーアから手紙をもらった。
「アメリカ食品薬品安全局に要求して製薬会社が提出したデータ(抗うつ剤の効果研究)の全てを見せてもらったら良い。公表されてないものが沢山あるに違いない」と彼は言った。
1998年ムーアは情報公開法に基づきアメリカ食品薬品安全局にデーターを請求し、それを得て夢中で読んだ。
全部で47本あり、プロザック、パクシル、ゾロフト、エフェクサー、セルゾン、セレクサに関するものであった。
(余談になるがその臨床試験データの40%が公開されていない。カリフォルニア大学のリサ・ベロによると、この率は異常に高く、一般的には臨床試験データの22%が公表されない。)
「この公開されないデータは恐らく十分成果を上げてなかった分であろう」とカーシュは言う