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科学技術の調査結果を正しく伝えず、逆に首都圏の鉄道網の優位性を主張
・ネットワーク構築、粘菌に学べ=効率、首都圏の鉄道網並み-北大など 時事通信 - 2010年1月21日
URLリンク(www.jiji.com)
アメーバ状の単細胞生物である粘菌は、餌のある場所に体を広げ、養分などをやりとりする。
北海道大などの研究チームが、首都圏の地図を模した容器に粘菌を入れて実験したところ、実在の鉄道網に似た効率の良いネットワークを形成することが分かった。
粘菌の行動をヒントに、限られたコストで最適な輸送網を見いだせる可能性があるといい、論文は22日付の米科学誌サイエンスに掲載された。
時事通信は「粘菌のネットワークは首都圏の鉄道網並み」かの様に報道した。
しかし、実際は以下の通り。
・JST、粘菌が作る餌を運ぶネットワークを解明 日刊工業新聞 - 2010年1月21日
URLリンク(www.nikkan.co.jp)
科学技術振興機構(JST)の手老篤史研究員らは、単細胞生物である粘菌が作る餌を運ぶネットワークを理論的に解明した。
実際の都市同士の鉄道網よりも輸送効率が良く、アクシデントなどにも強いことがわかった。
日刊工業新聞は「(首都圏の)実際の都市同士の鉄道網よりも輸送効率が良く、アクシデントなどにも強い」と報道。
つまり、首都圏の鉄道網は粘菌が作るネットワーク以下だと言っている。
時事通信が「首都圏の鉄道網」を粘菌が作るネットワークと同等かの様に報道したのは正しくない。