08/05/16 08:40:50
民放キー局、全社が営業減益 20年3月期連結決算
民放在京キー局5社の平成20年3月期連結決算が15日、出そろった。
放送事業の広告収入減などで、全社が営業減益に、うち4社は最終減益に陥った。
売上高では、フジテレビジョンは主力の放送事業で前期比0・8%増だったが、
DVDソフト販売や通販が落ち込んだ。テレビ朝日は放送事業で0・4%減ながら、
出資映画やDVDソフト、テレビ通販の好調により連結で増収を確保。
日本テレビ放送網、TBS、テレビ東京はいずれも放送事業の減収を他事業で
補えなかった。
最終利益では、TBSが株式売却益141億円の計上で増益を確保したが、
他社は保有株式の評価損などで大幅な減益となった。
フジテレビジョンは15日開いた取締役会で、10月に「認定放送持ち株会社」に
移行することを決議した。4月の改正放送法施行で新設された制度で、
純粋持ち株会社が地方局など複数の放送局を傘下に収めることができる。
在京キー局で今年度中に移行するのはフジテレビだけとなる見通し。
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