テレビ局の再編   総務省の案 その9at TVSALOON
テレビ局の再編   総務省の案 その9 - 暇つぶし2ch584:名無しさん@お腹いっぱい。
09/01/21 12:44:41
邦画業界は悲惨な時代を経験している。


テレビとビデオの普及によって映画産業は大打撃を受けてしまい国内大手映画会社5社のうち、2つが倒産したという最悪の時代を70~90年代の邦画業界は経験した。
ほかにも新東宝をはじめ数多くの零細映画会社が消滅した。生き残ったのは東映、東宝、松竹だけ。生き残った3社も非常に厳しい経営を強いられた。
日活や東映や松竹みたいにTVでは規制が多すぎて放送できないポルノ映画やヤクザ映画をはじめとした暴力バイオレンス映画を制作して映画館収入を確保していたりするのはまだましで、
東宝に至っては自社単独での映画制作業務を大幅に縮小していた。食っていく手段としてテレビ番組の制作業務やテレビCM制作に乗り出したり、
外部プロダクションや海外の映画会社が製作した映画を配給などといった業務をしていた。


【あぼーんした大手映画会社】
大映
→1971年にあぼーん、2002年には角川グループに吸収されて完全にあぼーんした。
(制作会社の「大映テレビ」は倒産直前に分社化され、存続)

日活
→1978年に債務超過、この映画会社は地上波では規制が厳しいポルノ映画を制作していたが、
アダルトビデオとPCエロゲーのせいで業績が悪化して1993年にあぼーん。
その後、別会社として再スタート。現在はインデックスグループ傘下。


こんな邦画が復活するのはシネマコンプレックスとミニシアターの導入で映画興行事業が大幅に近代化・体質改善・効率化されるようになった90年代末期からになる。



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