08/05/07 17:40:24
エフエム九州 自力再建断念
「CROSSFM」の愛称で若者などに親しまれている福岡県域のラジオ放送局「エフエム九州」が自力での経営の再建を断念し、
企業の再生事業を手がける東京の投資会社が設立した新会社に経営を譲渡する方針を固めました。FMラジオの放送は新会社によって続けられるということです。
北九州市小倉北区に本社がある「エフエム九州」は16年前に、
福岡県で2番目の民間のFMラジオ放送局として設立され、福岡県域で音楽番組を中心に放送し、「CROSSFM」の愛称で若者などに親しまれています。
しかし、広告収入の減少などによって経営が悪化し、ことし3月期の決算ではおよそ6億円の債務超過となる見通しになりました。
このため、会社では自力での経営の再建を断念し、企業の再生事業を手がける東京の投資会社「ネクスト・キャピタル・パートナーズ」
が設立した新会社に経営を譲渡する方針を固めました。
新会社の名前は「CROSSFM」でFMラジオの放送や従業員の雇用は新会社に引き継がれるということです。
一方、現在の会社「エフエム九州」は清算の手続きがとられるということです。
「エフエム九州」の山本綱夫社長は「放送事業の継続や従業員の雇用などを最優先に考えた結果、
再生に名乗りを上げた投資会社側に経営を委ねることが最も良い選択だと判断した」と話しています。
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