08/06/29 10:05:23
【産業天気図・放送・広告】放送・広告の08年度前半は広告主の出稿意欲低迷で「雨」
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前08年3月期の放送業界はキー5局(フジテレビジョン<4676>、日本テレビ放送網<9404>、東京放送<9401>、テレビ朝日<9409>、テレビ東京<9411>)は、
全社大幅減益となった。サブプライム問題に端を発する世界的な景気減速の影響で、特に前下期から取り扱い金額の大きい自動車業界をはじめ、企業の広告出稿量が大きく減ったためだ。
特に番組と番組の間に放送する好採算のスポットCM収入が落ち込んでいる。
電通<4324>、博報堂DYホールディングス<2433>といった大手広告代理店も置かれている状況はほとんど変わらない。
しかも、08年度に入って足元の状況はさらに悪化している。番組のスポンサーが出稿するタイムCMは踏ん張っているが、スポットは依然として回復の兆しがまったく見えていない。
特に5月は最大手のフジテレビやテレビ朝日が前年同月比10数%減となるなど苦しい状況に陥っており、08年4~6月期決算は各社ともかなり厳しい決算になるのは間違いないだろう。