09/10/16 23:58:40 21HDw2RS0
「蔵」という映画で一色さえがジワジワと失明していく様は怖かったなあ…
真っ昼間に「最近早く日が暮れるようになった。もう薄暗い」「昼がだんだん短くなる」
とヒロインが言い出すようになって、
それを聞いて周りが「まさか…この子の眼に何か?」とかおびえるシーンとか
ヒロインが「針仕事ぐらいはカンでやらないと」と言いながら
針に糸を何度も通す練習をするところとか…
眼が見えなくなるって本当に本当にとっても怖いことなんだ…とでこわくなった。
眼が見えないからこそ鼻とか他の感覚が研ぎ澄まされるから実家の酒造りに賭けようと
した主人公の決意は説得力があったし。
…それに比べたらこのドラマはずっと簡単にクリアしていくけど
塙啓一郎は「強い前向きな人間」って設定みたいだから
「特別な精神の持ち主なんだ」と
そう思いながら鑑賞すればまた何か見えてくるかもしれない。