09/02/12 18:11:21 FeO3htkL0
>>390
OLから慕われる上司・長塚京三が“主夫”役に挑戦 (夕刊フジ)
アンケートでたびたび“理想の上司”に選ばれてきたベテラン俳優、長塚京三(63)。不
況の嵐が吹き荒れサラリーマンが不安に陥る今、役柄も世相を映す鏡として変わってきた。
昨年は大河ドラマ「篤姫」でヒロイン・篤姫(宮崎あおい)を優しく見守る両親を樋口可南子(50)と好演したが、
現実を見る目はクールだ。
「今は派遣切りの問題もある。僕だって、工事現場の作業員役をやってもおかしくない。違和感があるって?
ちょんまげのほうが、よほど違和感がありますよ(笑)」
大手町をスーツ姿で意気揚々と歩くような演技は、時代に合わなくなってきているということか。
ブレークのきっかけとなった14年前のサントリー・ウイスキーのCMでは、OLから慕われる上司を演じた。
まだバブルの残り香があった頃。だからといって、長塚は今を悲観してはいない。
略
長塚が出演する最新ドラマは、茨城・つくばを舞台にした「逆転夫婦の珈琲ワルツ」(テレビ朝日系、15日午後2時)。
腰を悪くして、もともと自身が開業した喫茶店を妻(田中好子)にまかせ、自身は“主夫”になるという役どころだ。
一見たよりないが、不況のあおりで経営危機となった店と、家族を守っていく。「店が地域に根ざしていて、
家族や地元住民といった身近な人たちを大切にする。僕の理想とする地域社会のあり方に近いかな」と語る。
実生活では、長男の長塚圭史(33)が演出家、俳優として高い評価を得ている。
以前は息子の演出で芝居をしたこともあったが、「もう彼も一本立ちしましたし、ないですね」。
頼もしさと一抹の寂しさが入り交じった父親の素顔をちらりと見せた。
2009年2月12日17時00分 ]