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10月の経常黒字42・7%増 3カ月連続で増加
12月8日9時34分配信 産経新聞
財務省が8日発表した10月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資など全体の取引状況を示す経常収支は1兆3976億円の黒字となった。
前年同月比で42・7%増の大幅増となり、4カ月連続で黒字幅が前年同月の水準を上回った。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支が、前年同月比7倍の9490億円となったことなどが寄与した。輸出は24・6%減の4兆9657億円。
13カ月連続の減少となったが、減少幅は3カ月連続で縮小した。一方、輸入は昨年の原油高などの反動で37・7%減の4兆166億円となり、13カ月連続で前年同月の水準を下回った。
旅行や輸送などサービス収支は3307億円の赤字。その結果、貿易・サービス収支は6183億円の黒字。前年同月の1168億円の赤字から黒字に転換し、
増加幅は昭和61年2月以降で過去最高となった。
また、海外投資から受け取る利子・配当などの所得収支は8465億円の黒字。投資資産の減少や金利低下により、前年同月比で30・3%減少した。