09/05/10 23:06:13 6s6r2uz8
長文になるから読むのめんどくさい人はとばしてくれ
お前らが母親の有り難みを知るのは母親が亡くなってからだよ。
俺は自分の母ちゃんが死んで初めてわかった。
俺もガキの頃は親の金をパクった事あるけどすげぇ後悔してる。
一年前の今頃、俺は妹と病院にカ-ネ-ションと母ちゃんの大好きな旅行雑誌を買って見舞いに行った。
俺の母ちゃんはガンを何度も患ってたけど、今回は肺炎だったんだ。
病室に行くといつもと違い、鼻に管みたなのをつけてたんだ。
俺は不安になって
「その管なんでつけてんだ」
って聞いたら母ちゃんは
「これつけると呼吸が楽なんだよ」
って笑って答えた。
たわいもない話しをしてから帰ろうとした時に妹が母ちゃんに
「早く良くなって!」って握手したんだ。
俺は恥ずかしいから握手はせずに声だけかけて帰った。
次の週の平日、仕事中の俺に妹から泣きながら電話があった。
「お母さんの病気・・肺炎じゃない・・また肺ガンだった・・しかも一週間もつかどうか・・」
俺は焦って妹に聞き返したよ。
だって肺ガンの手術は半年前にやって成功したし、レントゲンやMRIで見てもらったら肺炎だって聞いてたんだ。
確かに最低限の覚悟はしてた、けどいきなり一週間の命ってありえるか?
しかもかなりデカイ総合病院なのに。
親父と妹が仕事帰りに病院によったら先生に呼ばれて告知されたんだ。
俺は会社の上司と同僚に頼んで一週間の休みをもらった。
幸か不幸か同じ病気で親を亡くした上司が無理を聞いてくれたんだ。
一週間ぶりに母ちゃんの病室に顔を出してビックリしたよ。
先週まで普通に話せた母ちゃんが寝たきりになってたから。
担当の先生が誤診をして内科の先生が発見してくれた肺ガンは末期だった。
俺達家族は話し合いの結果、母ちゃんには告知せずに送る事に決めた。
母ちゃんの手を握って話しかけると小さい声で
「あんた仕事は?早く帰ってゆっくりしなさい」
そんな会話が出来たのは三日間だけだった。
三日目以降は痛み止めと呼吸が楽になるようにモルヒネを強くしていったから。
俺は泊まりがけで看病した。
看病と言っても体を拭いたりマッサージしてやったりと、少しでも楽になるように頑張った。
結局、先生の告知通り一週間目の朝に息が止まり眠るように死んだよ。
不幸中の幸いであまり苦しまずに息をひきとった。
こんな株板にダラダラと長文、駄文を書いて申し訳ない。
でも母親の事を少しでも馬鹿にしたカキコミは許せなかったんだ。
親孝行の仕方はみんなのやり方があると思うし、一緒に外食するのも良いと思うよ。
株取引で大損して給料を溶かすなら、たまに儲かった時にでも何かしてやって欲しい。
最後まで読んでくれた人ありがとう。
親孝行頑張ってくれよ!
そんな俺は昨日、全力で売り持ち越してます。