09/10/20 10:07:08 yuLQcDRX
こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子「お父さんには九頭神が見えないの。かんむりをかぶって、長い衣を着ている・・・」
父「あれはたなびく霧だ・・・」
Rashelle「おい」
子「お父さん、お父さん!きこえないの。九頭神がぼくになにかいうよ。」
父「落ち着きなさい、枝葉が風にざわめいているだけだよ。」
Rashelle「どうしたのじゃなだろが!」
子「お父さん、お父さん!見えないの、あの暗いところに九頭神の娘が!」
父「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ。」
Rashelle「あーはいはいwお前もう用無しだわw」
Rashelle「とりあえずお前容疑者に入れて監視下においとく」
Rashelle「情報操作とかお手のものだからwww」
子「おとうさん、おとうさん!九頭神がぼくをつかまえる!九頭神がぼくをひどい目にあわせるy9」
Rashelle「ぶはははw噛んでるしwクズ噛みw」
父親はぎょっとして、馬を全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで館に着いた・・・
腕に抱えられた子はすでに鯖移転。