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【戯言戯画】スーザン・ボイル 罪なNHKのお役所体質
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
2010.1.11 08:47
一晩で500万円。別にいかがわしい商売ではなく、英国の歌手、スーザン・ボイルさんの大みそかの紅白歌合戦の出演料だという。
英大衆紙が報じた金額で、真偽のほどは定かではないが、海外の名画来日に億単位のお金を払うことを考えれば、話題の歌姫の初来日だけに高くはない金額だったのかもしれない。
ボイルさんが生で歌った「夢やぶれて」は素晴らしかった。それに対して、文句のつけようはない。
しかし、暮れの29日から、1月1日まで4日間の滞在で、彼女が残していったものはこの歌声だけ。
公共放送であるNHKが大枚はたいて来日させただけに、もっと大きな贈り物を期待した人もいたのでは…。
例えば、NHKホールの目と鼻の先にある代々木の国立青少年総合センター。
ここの公設派遣村を、もしボイルさんが訪れて、職や家をなくした人々を歌で勇気づけたなら、多大な反響と感謝の言葉が寄せられたはず。
いつも、歳末助け合いを呼びかけている放送局が、どうしてこれ位のアイデアを出せなかったのか、センスを疑いたくなる。
聞けば、赤坂の氷川神社を訪れただけで、ホテルとリハーサル会場とスタジオとの往復だけだったとか。
本当は、ボイルさんも秋葉原で買い物をしたかったのでは、と同情もしてしまう。
秘密主義というか、社会貢献をしないというか、肝心の紅白視聴率が上がらなかったのは、NHKのお役所的体質のせいだろう。
それでも、彼女は再来日を希望しているらしい。日本の印象が悪くなかったことが救いなのか。(生田誠)