08/12/15 21:12:58.10 zq8qG6Br BE:8446526-PLT(12000) ポイント特典
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パナソニックが開発し、ナイトスチーマーや洗濯機、エアコンなど、さまざまな同社製品に
発生機能が搭載されはじめている「ナノイーイオン」。
従来の製品と比べてヘアドライヤーが約1万数千円、冷蔵庫(525リットル)が約30万円と
割高な価格設定ながら、今秋には発生装置が搭載されたトイレの壁面パネルが発売され
るなど、その人気と勢いは今なお上昇中だ。
しかし、その実態については、疑問点も多い。パナソニックによるとナノイーイオンとは、
広島大学大学院の奥山喜久夫教授との共同開発によって作り出された、超微細な水滴で
包まれたイオン(電子を帯びた原子)であり、同社が「nano technology」と「electric」の頭
文字を足し、命名したもの。
つまりナノイーイオンとは「科学用語」ではなく、パナソニックによる「マーケティング用語」なのだ。
それだけなら問題はないとしても、「マイナスイオンの約6倍の寿命を持ち、水分量も約
1000倍」という効能説明だ。数値だけを見れば画期的なものに聞こえるが、実はマイナス
イオン自体が科学者の間で定義が曖昧なものとして、長年指摘され続けている「非科学用語」。
06年には東京都の生活文化局が研究者などとともに、マイナスイオン発生器を販売する
業者8社の効能データを審査し、「客観的な根拠に基づくものとは思えない」として景品表
示法違反を指摘、訂正を求めた前例もあった。つまり、マイナスイオンはお役所にとっても
"問題の多い"ものなのである。
このことを踏まえると、ナノイーイオンについても、にわかに胡散臭さを感じてしまうのだが......。
マイナスイオンの構造などに詳しい専門家、大阪大学サイバーメディアセンターの菊池誠
教授は次のように語る。
(続く)
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