08/12/11 15:13:02.49 YbysqNgQ BE:166971757-PLT(12645) ポイント特典
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生きがいを感じて暮らしている男性は、精神的ストレスがあっても脳卒中で
亡くなるリスクが大幅に低い―。秋田大が県民を対象にした調査でこんな傾向が出た。
ストレスは脳卒中などで亡くなるリスクを高めるといわれるが、「生きがい効果」はそのリスクを上回るのかも知れない。
文部科学省がかかわる研究班調査の一環。88年に秋田県大森町(現横手市)の
40~74歳の住民を対象に健康状態をチェック。同時に「生きがいをもって生活しているか」
「ストレスが多いと思うか」などと質問し、約1600人を03年まで追跡した。男女249人が亡くなった。
生きがいが「非常にある」「ある」と答えた男性355人では58人が死亡。うち4人が
脳卒中だった。これに対し「普通」「はっきり言えない」と答えた男性477人では114人が死亡。19人が脳卒中だった。
小泉恵医師(循環器内科)らが、年齢や血圧、喫煙歴などの影響を除いて解析したところ、
生きがいがある男性の死亡リスクはそれ以外の男性より38%低かった。脳卒中で亡くなる
リスクは72%も低かった。心臓病やがんによる死亡では差がなかった。
生きがいの有無とは別に、ストレスが多いと答えた人が2割ほどいたが、ストレスの
影響を考慮しても、死亡リスクを減らす効果があった。
生きがいの有無がなぜ死亡率の差に影響するのか、理由はわかっていない。
女性では差がはっきりしなかった。
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