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創業者の宇野元忠(中国名:于元忠)は電柱の「無断使用」で知られ、
政府の悩みの種として1970年代の歴代内閣の申し送り事項であった。
有線ラジオ放送を契約してから利用者まで線を引くのに、迅速な工事を
モットーとしたため、法令上の許可等をとらない工事も目立ち、
また酷い場合には、電線を切断して自社のケーブル架設を優先させたりもした。
国会でも「ハエを追い払って一時そのあたりにハエがいなくなったと思ったら、
またハエがたかってくるといった、ゲリラ的と申しますか何と申しますか、
まことにどうも言語道断な現状にあります(1977年4月27日衆議院逓信委員会)」
とまで言われている。このことから 、1985年8月20日に有線ラジオ法違反で
宇野元忠社長他幹部が逮捕されている。1994年に同社は関係正常化宣言を行い、
新規に敷設するケーブルの電柱使用に際し、事前に許可を取る方針に転換するが、
以後も過去に敷設したケーブルの電柱使用料の支払い等を巡り問題は継続することになる。
2004年には有線放送業界2位のキャンシステムの顧客に対し、加入料や聴取料の
大幅割引をして顧客を誘引したことから、公正取引委員会から排除勧告を受けた。
また2007年12月21日にUSENから委託を受けた業者が、抽選箱に2等くじのみを
入れておき当選したと思い込んだ客に特別な割引をしているように見せかけ
契約させる手法(当選商法)が悪質な契約約款違反にあたるとして、
総務省から文書による警告の行政指導を受けた。
同社は残業代を支払わない事で知られており、労働組合から糾弾を受けている。
また、2008年だけで少なくとも2回、管轄労働基準監督署の立ち入り検査を受けた。