08/12/08 00:02:48.54 crKNrUF/ BE:1017555269-2BP(3001) 株主優待
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厚労省の“調査”によると、いわゆる「派遣切り」や「非正規切り」により3万人が職を失う。
ところがこの“調査”とは対象が主要メーカーだけなのだ。
自動車メーカー本社が発表しているだけでも1万人を超える。自動車メーカー本体に連なる下請けの部品メーカーも真っ先に
非正規労働者を解雇する。家電もあればカメラメーカーもある。小売、流通もある。「派遣切り」「非正規切り」は数十万人と
見るのが妥当だ。ユニオンも数十万人と推定し、労働問題に詳しい社民党の福島みずほ党首は「3万人は氷山の一角」と見る。
メーカーで働く派遣労働者や期間工のほとんどは寮に住んでいるため、解雇されると住居も失うことになる。
多くは貯金もなく、次の仕事のあてもない。巷にホームレスが溢れることさえ考えられる。
派遣労働者のユニオンが先月29~30日に行った「派遣切りホットライン」には全国から472件もの相談が寄せられた。
代表的なケースを以下に紹介する―
「3月までに契約が残っているのに『12月末で終了。1月5日に退寮しろ』と言われた。ハローワークに行っているが
仕事は見つからない。不動産屋では『定職がないと保証人代行は難しい』と言われた」(30代・男性)
「郷里に帰っても住む所がない。貯蓄も全然ない。市役所に電話したが『生活保護は無理』と言われた」(50代・男性)
4日、ユニオンが交渉する厚労省に直訴するため参院議員会館を訪れたAさん(50代・男性)は、派遣労働者が
現在置かれている状況を象徴しているようだった。Aさんは厚木の自動車部品工場で派遣労働者として働いている。
「(6月まで契約が残っているのに)10月31日の夕方4時、『きょうで終わりだから』『12月16日までに寮を出ていってくれ』
と言われた。金もなくて途方に暮れている」。Aさんは力なく訴えた。
記者団には「所持金は3万円。ホームレスという言葉は聞きたくないけど、考えると(そうなるかもしれないので)怖い」と語った。
派遣会社からマージンのうえに寮費を毎月4万円さっ引かれるのだ。冷蔵庫、テレビの使用料も引かれる。貯金などできようはずがない。
>>2以降に続く