08/12/02 13:54:02.21 OOQZFVUT BE:163927027-PLT(12000) ポイント特典
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■「あの朝日が! 」と驚きで迎えられた朝日新聞初の赤字中間決算
今回、同時に発表された朝日新聞社の中間決算では、テレビ朝日の持ち株比率は26.82%となっているから、
この間にほぼ10%を放出し、関係財団に寄付、一部はテレビ朝日が自社株買いの形で購入したとみられる。
その朝日新聞社の中間決算も業界からは、「あの朝日が! 」と驚きの目をもって迎えられた。
売上高は1,715億3200万円で前年比マイナス7.7%、営業損益が5億円余りの赤字(前年同期は74億円の黒字)、
最終(当期)損益も、103億円の赤字(同47億円の黒字)だった。
同社が中間決算公表を始めて以来、初の赤字転落である。
その原因は、広告収入の落ち込み、販売部数の減少もさることながら、
テレビ朝日株の売却損44億円の計上が効いている。
■「斜陽産業を救う余裕はないはず」株主はテレ朝に厳しい目
テレビ朝日株の株価推移を見てみると、年初は17万円台の上をつけていた。
それが、朝日新聞社との株交換を発表した直後から下がり始め、
10月には一時12万円割れ、中間決算発表後は12万円台を行ったり来たりだ。
つまり、年初に比べで30%近く価値を下げている。
無論、株価の低迷は、テレビ朝日だけの現象ではない。
しかし、朝日との株交換発表直後からの下げは、
「マスメディアの媒体力が落ちている。朝日新聞とテレビ朝日の提携でメディアの衰退を避けたい」
(6月6日、君和田正夫・テレビ朝日社長)という願望に対する、市場の冷ややかな受け止め方を反映している。
「テレビ朝日の現状と、利益から考えれば、270億円も使って"斜陽産業、朝日新聞"を救済する余裕は、
全くなかったはずだ」(株主)という声には合理性がある。
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