08/11/27 22:17:40.03 ycrj/9EK
赤ちゃんの値段より長文に付き超抜粋
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著者の取材は、だんだん怪しげな斡旋事業者の活動へと近づいていく。
いかに「子どものため」を標榜しても、基本が需要と供給に基づく相場である以上、
インモラルな話には事欠かない。
中には「障害児でいいなら斡旋料は安くする」と持ちかける事業者もいる。
厚生労働省の統計では、2000年度から2003年度にかけて養子斡旋で海外に渡った赤ん坊は106人。
しかし、著者の調査ではそのほかに70人以上の赤ん坊が海外へ養子として渡ったことが判明した。
厚生労働省は海外養子斡旋の実態を把握していなかったのだ。
事業者の報告が信用できるとは限らないし、たとえ虚偽報告をしたとしても、罰則規定は存在しない。
海外に渡った赤ん坊のその後の追跡調査もない。「幸せになっているはず」であり、
「本当に幸せになっている」かどうかは不明である。
有り体に書くならば、赤ん坊が養い親のところに届いているかも分からないのだ。
子どもを欲するのは子どものいない夫婦だけではない。
チャイルドポルノの犠牲になっていることだってあり得るし、もっと言えば臓器売買の供給源として
“解体”されている可能性すら考えなければならないのである。