08/11/12 23:23:09.57 4Pd18wQ3 BE:566482638-PLT(12222) ポイント特典
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「修学旅行不参加」「弁当なし」 不況が私立高校生を直撃
家庭の事情でアルバイトに追われたり、中途退学するケースも。
「私立高校では修学旅行に行けない生徒、
弁当を持って来れないケースが常態化している」(小松直人北海道私立学校教職員組合書記長)
近年、道内の私立高校は有名大学合格者を多数輩出する進学校と公立高校に
入れなかった生徒の受け皿となる「底辺校」の二極化が進んでいる。
「底辺校」では、上記のケースや授業料の滞納、経済的理由による中途退学が多くみられるという。
道立高校(全日制)の入学金は5,650円、授業料は年額11万8,800円。
片や私立高校の入学金は19万5,126円(2007年度平均)、授業料は年額32万8,448円(同)、
施設設備費用なども含めると入学初年度の学費は、公立高校と約5倍の隔たりがある。
06年度に経済的理由で退学した生徒は、全体(806人)の1.77%に当たる59人だった。
小松書記長は「弁当を持って来れない生徒は、強がって『食べてきた』と言って我慢したり、
友達の弁当を分けてもらったりしている。
おとなしい子の場合は周りに気付かれないこともある。
家計が苦しく修学旅行に行けない生徒は、教師が個人的に金を貸して連れていくこともあるが、
その前後の期間に旅行の話で持ち切りになるクラスに馴染めない。
経済的に苦しい家庭でも頑張って勉強する子はいるが、進学を諦めてしまう子やアルバイトに追われ、
学習意欲が低下していく子もいる。
私立は学力の高かったり、家庭が裕福な子どもが行くというイメージがあるが、
道内では公立に落ちた子どもが滑り止めで入ることが多い。
退学は一身上の都合として受理されるものもあり、
経済的理由で退学している事例はもっと多いはずだ」と明かす。
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