09/12/16 03:26:58 SdhD1f7F0
愛知杯(GIII)
▲トールポピーのことを書こうと思う。デビュー戦で2着後、オークスまでの7戦で3勝6連対、G
Ⅰ2勝という輝かしい実績を持つ。唯一連対を外した桜花賞でも、着順ほど負けてはいない。
ダイワスカーレットやウォッカ、ブエナビスタらに近い戦績である。にもかかわらずこれらの馬と
は全く違う評価をされる馬に成ってしまった。それもそのはず、オークス勝利後、休養をはさん
でからはローズSの6着が最高で、以降二桁着順続きなのである。オークスの前後でこの馬に
何が起きたのか。早熟だったのかもしれないし、どこかに故障を抱えているのかもしれない。し
かし調教は動く。なんだろう。色々と考えているうちに、ひとつ思いついたことがある。馬体重で
ある。
デビュー戦の490キロは別として、オークスまでの6戦は全て470キロ前後。とりわけ2勝した
GⅠ戦では、阪神JFが466キロ、オークスは460キロである。それがオークス後は秋華賞の4
72キロが最軽量で、ここ3走は480キロ以上が続く。秋華賞は10着とはいえ0.5差なら460
キロ台の馬体重なら上位入線もあったのではないかとも思えるのだ。調教で動きながら実践で
は直線で伸びを欠くのは、もしかして太め残りによる息切れ?との疑問が払いきれない。もし
そうなら、中一週で挑む今回、馬体重が10キロ絞れてくれれば、ひょっとするとひょっとする。
10キロ絞れてもまだベストよりも数キロ重いが、オークスまでは上記3頭の名牝と遜色の無い
戦績を残していた馬。牝馬限定のローカルGⅢ位は楽勝してもおかしくない。おそらく今回は人
気も相当さがる。今日の時点では単穴評価だが、当日の馬体重が4キロ以上絞れていなけれ
ば抑え評価、8キロ以上絞れていれば対抗、12キロ以上絞れていれば本命評価に変える予
定。兄は皐月賞の後のダービー前の猛調教で精神が壊れたが、この馬はそのような境遇には
逢っていない。レース検討は週末までじっくり行った上で改めて公開する。まずは現状の雑感
を書き留めたい。
▲トールポピー
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