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【阪神ＪＦ】ナイル順調！皇成も好感触
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「阪神ジュベナイルフィリーズ・Ｇ１」（１３日、阪神）
小倉２歳Ｓを制したジュエルオブナイルはぶっつけ本番。１０代最後のＧ１騎乗になる三浦が美浦から駆けつけて手綱
を取り、栗東ＤＰで追走先着。好仕上がりをアピールした。
◇ ◇
小倉２歳女王の動き、乗り味の良さに、通算１５度目の挑戦で初のＧ１タイトル獲得を見据える若武者が好感触を得た。
ジュエルオブナイルの最終追い切りは、初コンビの三浦が美浦から駆けつけて行われた。栗東ＤＰでメイショウアーチャ
（４歳５００万下）を２馬身追走すると、４角で内へ入る形。最後まで鞍上の手綱は動かないまま、５Ｆ６４秒３-３６秒
９-１１秒４の好タイムで３馬身の先着だ。３カ月ぶりでも仕上がりは申し分ない。
「馬の後ろにくっついて、４角から併せてほしいという指示。気難しいかと思っていたので折り合いに専念しました。
競馬（レース映像）を見ているよりも乗りやすかったし、すごくいい動き。今までとは相手が違いますが、悔いを残さな
いように頑張ります」と皇成は笑顔で健闘を誓った。
１９日に２０歳の誕生日を迎える鞍上にとって、今回が１０代としては最後の大一番。グレード制導入の８４年以降で、
１０代でのＪＲＡ・Ｇ１制覇は８８年菊花賞の武豊（スーパークリーク）を含めて３人しか達成していない。それだけに
「勝利にこだわりたいですね」と１９歳１１カ月２５日でのＶへ力が入る。日程は未定ながら、年明けには“栗東留学”
も計画しているという。
「今回はレース（１３日）までの滞在ですが、次はゆっくり来たい。いろいろな人と会って、いろいろなことを経験し
たいですからね。いい勉強になればと思っています」。まずは２歳女王決定戦に全力投球。フレッシュな人馬が最高の輝
きを放つ。