09/12/05 02:37:39 Tamo8YwVO
酒場に2人の常連客がいた
2人は親友らしく、いつもその酒場で酒を酌み交わすのが常だった
ある日、親友の1人は海外に転勤を命ぜられ、
2人揃って酒場に顔を見せることはなくなってしまった
ほどなくして、転勤しなかったAは酒場でウオッカを2杯
飲んで帰るようになった
そんなある日、バーテンダーが
「なぜいつも2杯頼まれるんですか?」とAに質問すると
A「Bが海外に転勤になったから、いまも変わらぬ友情と健康を
確かめあうために自分とBにそれぞれ一杯ずつ頼んでいるんです」
と答えた
それからバーテンダーはAに好感をもって接するようになった
しばらくたった頃、Aがウオッカを一杯しか頼まなかったから
心配になったバーテンダーが思い切ってAに聞いてみた
バーテンダー「もしやBさんの身に何か起きたんですか?」
するとAは
「いや、私が禁酒しただけの話でね…」