09/12/20 17:57:15 lmeI8RqVO
神戸『警部・・・。銃を捨てて下さい』
右京『いえ、捨てるのはあなたですよ』
神戸『上層部からは、どんな方法を使ってでも、あなたを拘束するように言われています』
右京『そうでしたか。しかし、貴方に私を撃てますか』
神戸『あなたは私を撃てない。そんなことをしたら、あなたは警察官ではなくなります』
右京『神戸君、たとえ警察官でなかったとしても、正義のためで、その正義に反しないことであれば、私は真実を明らかにする努力をしますよ』
神戸『分かっています。でも今は警察官だ。あなたに私を撃つことは出来ない。諦めて下さい』
右京『いえ、撃てます』
～銃声～
～太股を押さえ、床に横たわる神戸～
右京『時間がなかったので、これしか思いつきませんでした』
神戸『警部らしくない。でも、こ、こんなやり方は、認められま、せんよ』
右京『私は、たまきさんの命を守るためであれば、どんなことでもします』
神戸『・・・。しょ、証拠が右のポケットの中にあります』
右京『今、救急車を呼びますから、あなたはここでじっとしていて下さいね』
神戸『杉下警部、ひとり、では、今更、何も出来ま、せんよ』
右京『ひとりではありません』
亀山『右京さん、救急車、手配しておきました』
神戸『あ、あなたは・・・』
亀山『俺は右京さんの相棒の亀山薫だ』
右京『亀山くん、覚悟は出来ていますか』
亀山『何言ってるんすか、右京さんの相棒になったときから、覚悟は出来てますよ』
右京『では、たまきさんを救い出して、最後の舞台、有馬記念へ行きましょうか』
亀山『はい』
神戸『杉下警部、頑張って下さい。ついでにミヤビランベリも頑張れ』
神戸→◎ミヤビランベリ