09/06/30 20:12:40 jiVkvkX10
◇絶好調で安田記念出走
衝撃的な強さでディープスカイを差し切り、見事に安田記念連覇を果たしたウオッカ。
この勝利で、牝馬最多GⅠ制覇という快挙を成し遂げました。次々と記録を塗り替えていく
スーパーホースには中田陽之という頼もしいパートナーがいるんです。
東:安田記念制覇、おめでとうございます!素晴らしい走りを見せてくれましたが、
レース前の状態は、どうでしたか?
中田:よかったですよ。これまでで、一番のデキといっていいぐらいだったと思います。
ヴィクトリアMを走ったことで無駄な脂肪が取れて、必要な筋肉が付いてきましたし、
落ち着きもありました。だから、これで負けたらしょうがないって気持ちでしたね。
東:最終追い切りはレース週の水曜日でした。CWコースを使って、68.7-53.5-39.3-11.2秒、
中のマヒオレ、外のロッソネロの3頭併せで先着しています。
中田:牝馬ですからビッシリやる必要はないですし、オーバーワークにならないようなパートナー
と一緒に、直線だけの追い切りをすることになりました。ただでさえ、時計の出る馬なんで。
東:たしかに、いつもいい時計で走っていますよね。
中田:跳びが大きいんで、どうしてもね。普通の馬と同じ感覚で乗っていると、5秒ぐらい
時計がズレちゃうんですよ。
東:そういう馬って、難しいですよね?では完歩でタイムを調整してるんですか?
中田:いえいえ、一完歩が大きい分、完歩で計ると、かえって時計が速くなっちゃうんです。
だから「この馬は、5秒は速くなる」ってことを頭に入れて乗った方がいいですよね。
調教を担当している助手さんは、それを分かっているので、今は問題ないですよ。それに、
角居先生もそのあたりのことがよく分かっているので、いつも無理に抑えるよりは、
馬なりでとおっしゃっています。