09/06/10 10:59:13 mKVqHWaA0
反証を期待していたが>>197のみが参考とできる資料だな。
>>197
乙。興味深く拝見させてもらった。また優駿にそのような記事が掲載されていたとは知らなかった。
優駿はJRAの機関誌であり、そこに掲載させる記事は一般誌とは明らかに一線を隔す『公式発言』である。
そして機関誌である以上、JRAにとって宣伝したいものは宣伝し、否定・弁明したいものは否定・弁明される。
また、文章の形態も、序文にて最も伝えたい内容を要約し、本文はその補足をする役目を務める、所謂ニュース形態で構成されている。
松元省一・岡部幸雄とも、自ら勝手に喋っているのではなく、優駿サイドの聞き手の問いに従って回答しているわけで、回答順こそJRAにとっての優先事項だ。
これを見ると、当時のJRAが何を考え、何を馬券購入者に伝えたいのか?が、見えてくる。
序文を見ると『テイオーの体調は、それほど悪くは無かった』という意味が伝わってくる=否定・弁明=『テイオーの体調は悪かったと報道されていた』反証である。
元よりJRAは、本来G1勝ち馬の調子が良かろうが悪かろうが関係あろうはずの無いはずだ。このJC以外に、こんな題材が存在するだろうか?
国際認定のG1レースを日本で開催するレースことは、JRA永年の目標であり、日本調教馬がそれを勝つことは正に悲願であった。
その記念すべき第一回のレースがついに実現し、なんと日本調教馬がいきなり勝利した。なのに?
この時JRAが、最も馬券購入者に訴えなければいけないことは『テイオーは不調ではなかった』という調教師の言葉であったのだ。
『不調ではない』と『好調である』は、まったく意味が違うと理解できるだろうか?これは、レース前に『テイオー不調』が公然の事実として語られていたこと。
そして「そんな情報が乱れ飛んでなければ、俺も応援馬券を買ったのに!」こういう馬券購入者の存在があまりに多かったことの証である。
さらに『天皇賞は不調であった』と両者が力説している。これも『=天皇賞直前に不調説はなかった』の反証である(もっとも骨折明けいきなりの天皇賞で不利論は大勢を占めてはいた)