10/02/14 23:05:39 0
確かに、服なんてある程度の品質があって、
デザインが奇抜すぎず、着心地が良ければ充分なんだから、
ファッションにこだわる必要はないなんてことはわかってるよ。
でも、誰にでもこだわりたい事ってあるだろう。
例えば、生活の為に体を鍛える必要があった古代や中世ならともかく、
現代社会におけるスポーツは、娯楽であり、選手本人の自己満足であり、
あるいは国体維持の為の手段でしかない。
それでも、不要であるはずのスポーツを大切なものとして扱う人は大勢いる。
ちょうど今開催されている、バンクーバー冬季オリンピックが良い例だよ。
そんな人達に「体なんてある程度健康で見た目がよければいいのに、
どうしてスポーツなんて無駄なことのために体鍛えようとするの」などと言ったら、
その人の価値観を否定することになるから、怒るだろうね。
その他の娯楽、ファッション、料理、建築などだって同じことで、
最低限の構成要素だけ揃っていれば良い、つまり
「とりあえず機能を果たせれば良い」ものはたくさんある。
でも、それに飽き足らず、そこに必要以上の価値を与えて愛したい、と思う人もいるだろう。
別の人にとっては無駄な感情でしかないんだが、無駄なことを楽しむのも人生だよね。
私にとってユニクロは「とりあえず着られればいい服」でしかない。
もちろん、ユニクロが好きな人、肯定する人の価値観を否定していることは自覚しているが、
自分の信念にそぐわないものは排除しなければ気が済まないんだ。でも、許してほしい。
言い訳がましくなるが、人間は誰しも、排他的な要素を持っているものだと思うよ。