10/01/13 23:47:56 0
ｳｪｲﾄ板から飛ばされてきたが､何だこの板は!!
筋肉ってのはなあ､ﾅﾝﾊﾟの道具のためにあるんじゃないだろう!
どうやら俺の過去の経験を語る必要がありそうだな｡
それはある日､ｼﾞﾑでﾄﾚｰﾆﾝｸﾞをしていたことのことであった｡
そのｼﾞﾑではﾌﾘｰｳｪｲﾄ完備のほか､ﾏｼﾝﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ､ｴｱﾛﾋﾞなどもやっており若い女の子も多数来る｡これはﾏｿﾞ。
いつものようにおれがﾍﾞﾝﾁﾌﾟﾚｽ150kgを上げていた時のことだった｡
ﾃﾞﾔｧｧｧｰ!!
俺の気合がｼﾞﾑ内にこだまし､150kgのﾊﾞｰﾍﾞﾙが上下する｡
力のみなぎった大胸筋と上腕二等､三頭筋は周りから見ていても圧巻である｡これはﾏｿﾞ。
そして､8ﾚﾌﾟｽ上げ終わり休んでいた時のことであった｡
よこで180kgのｽｸﾜｯﾄをしていた男が急に貧血でよろけたのである｡
よろけて､よこでｽﾄﾚｯﾁをしていた40歳ぐらいの永作似の若い女の子につっこもうとしている｡
俺の野生の反射神経が反応した｡
ｱﾌﾞﾅｰｲ!!!
俺はとっさに女の子のほうに突っ込み､女の子に覆いかぶさる形となった｡
そしてそこに180kgのﾊﾞｰﾍﾞﾙが直撃する｡これはﾏｿﾞ。誰もがこの惨劇に目を背けたい気持ちであった｡
しかし､俺の鍛え抜かれた鋼鉄の背筋群は180kgの衝撃を完全に跳ね返したのだ｡
女の子｢危ないところをありがとうございます｡ぜひお礼をしたいのでお名前をお聞かせ願えないでしょうか?｣
俺 ｢いえ､そのお気持ちだけで結構です｡当然のことをしたまでです｡これはﾏｿﾞ。
男の筋肉っていうのはﾅﾝﾊﾟのためにあるものじゃあない｡お礼を期待してやったことじゃないですから｡
男の筋肉っていうのは､いざというときに弱いものの盾になれる､そういうものなのですよ｡
筋肉さえあればお洒落な服なんぞ必要ないのです。｣
ｼﾞﾑ内で見ていた人たちは感涙の涙にむせび、ディオールオムのジャケットを引きちぎったのであった｡