09/10/22 22:55:53 FlVXvOfW
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礼宮さまは学生時代、「兄より先に結婚したい」という強い希望をごく親しい人
に漏らしていた。浩宮妃が決定したあとに「さぁ、次は」とマスコミの標的にされ
たらかなわない、というのも1つの理由だったらしい。だから紀子さんのことも、
正式に婚約がととのうまでは、そっとしておいてあげたい、というのが、取材に
当たった私たちの考えだった。
ところが、お2人は、学習院大学の演劇サークルの公演を見に豊島公会堂に
そろって出かけ、一緒の車で帰る。紀子さんは頻繁に東宮御所に出向き、テニ
スをしたり、車を運転したり。むしろ2人の仲をオープンにして既成事実をつくろ
うとしているのではないか、と思えるほどだった。
それまでは「サークルの先輩と後輩の関係です」と笑いながらはぐらかしてきた
紀子さんが、初めて結婚を意識した話をしてくれたのは、昨年の9月だった。
昭和天皇のご病状が悪化した1週間ほど前である。
「自分の努力で克服できるものと、そうでないものがあります。宝くじに当たらな
いとダメだったり、タイムマシンに乗って過去にさかのぼって改めたりすることの
出来ない問題もあります」。そして「立場も違いますし、育った環境も違った2人
が一緒に生活していくことは大変なことだと思います」と続けた。心の中で揺れ
動きながら結婚を真剣に考えていることが、ひしひしと伝わってきた。
「結婚されても、これまで通り会っていただけますか」と聞いてみたら、「それは、
難しいと思います。ひとり(の記者)にお会いしたら、ほかの方にも同じようにお会
いしなければならなくなります」という答えが返ってきた。
既に2人の間では結婚の約束が出来ていたのではないか。そのとき、こんな確信
を持った。
「ご結婚の時期はいつなのですか」と、追い打ちをかけると、「ハレーすい星がくる
ころかしら」と笑顔ではぐらかす余裕を取り戻していた。