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連続婦女暴行で懲役25年=組員装った無職男-大阪地裁
暴力団組員を装って通行中の女性に言い掛かりを付け、暴行や現金強奪を繰り返したとして
強盗強姦(ごうかん)や強制わいせつなどの罪に問われた無職徐一被告(37)に対する判決で、
大阪地裁は12日、懲役25年(求刑懲役27年)を言い渡した。
笹野明義裁判長は「女性の人格を無視した卑劣な犯行」と指摘。「約2カ月の間に10件もの性犯罪に及び、
法廷でも被害者を侮辱するなど反省は見られない」と述べた。
判決によると、徐被告は「暴力団の兄貴分が覚せい剤などの入ったかばんを盗まれ、犯人を捜している」と通行中の女性を脅迫。
人気のないビルの踊り場などに連れ込む方法で、昨年5月末から同8月、計9人の女性に暴行やわいせつ行為をした上、所持金やネックレスなどを奪った。
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