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『日本軍が170人虐殺』～61年ぶりに明かされた徴用朝鮮人の悔しい死
日帝が太平洋戦争末期、南太平洋のマーシャル諸島のミリ環礁(環礁・珊瑚礁島が帯状に繋がった場所)に強制動員した朝鮮軍属170数人を、反乱罪で集団虐殺した事実が61年ぶりに日本政府の文書を通じて確認された。
特に朝鮮の軍属が反乱を起こした理由が、飢えに疲れた日本軍が朝鮮の軍属を殺害し、人肉を食べた事を確信したと言う生存者の証言と手記が出て来て、事件の実体に関心が寄せられている。
『日帝強占下強制動員被害真相究明委員会』は最近、日帝がミリ環礁内のチルボン島で朝鮮の軍属を集団虐殺したという記録が書かれた日本の公式文書を発見したと25日に明らかにした。
真相究明委員会はこの文書を根拠に、『ミリ環礁集団虐殺事件』に対して職権調査に乗り出す事にした。
職権調査とは被害者や遺族の申告が無くても、委員会が事実究明の調査が必要だと判断される場合に取る調査方式である。
ミリ環礁虐殺事件に係わる真相究明委員会の見つけた文書は、1952年日本の第二復員省(旧・日帝海軍省) 職員が作成した『旧海軍軍属身上調査表』で、これには当時の朝鮮軍属が無差別に銃殺された経緯が詳しく記録されている。
身上調査票の記録によればミリ環礁に駐屯していた日本軍は、米軍の艦艇封鎖作戦で補給路が断たれると、多くの島で軍隊を分散配置して食糧を自給自足する事にした。
1945年3月18日、日本軍が駐屯していた島のチルボン島で朝鮮の軍属が日本人を殺害して反乱を起こすと、他の指揮部は重武装した日本軍討伐隊をこの島に向かわせ、大勢の朝鮮人を反乱罪で銃殺したというのである。