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ＷＴＣ更生計画案を提出 大阪市、２９４億円債権放棄へ さらに損失補償４２５億円も
会社更生手続き中の大阪市の第三セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」
（ＷＴＣ、住之江区）の更生管財人、中井康之弁護士は２５日、大阪府へのＷＴＣビル
売却益などで債務の一部を弁済し、来年７月末にもＷＴＣ社を解散することを柱とする
更生計画案を大阪地裁に提出した。市に出資金や貸付金、敷金など計約２９４億円の
債権放棄を求めており、さらに８金融機関に対するＷＴＣ社の借金を市が肩代わりする
損失補償額も最終的に４２５億円前後に上る見通し。
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