09/06/22 14:51:31 VGlcrYTR
我々は>>867が何故このような暴言を吐くのか疑問を解決するため、
>>867の故郷である福島県いわき市に向かった。
「まだ日本にこんなところがあったのか・・・」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家ツギハギだらけの服を着る漁夫たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰める。
最近になって電気が安定し、要約FMの電波が受信できるようになったと浮かれる姿に、
我々は改めて貧しい漁村の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「家の子が申し訳ありません」と我々に何度も土下座して詫びた。
我々はこの時初めて>>867を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、漁村の貧しさが全て悪かったのだ。
我々は>>867の母親から貰った夕月カマボコを手に、
打ちひしがれながら東京へと帰路についた。