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◇金かけないドラマづくりは限界
ドラマの改編はどうか。前出・ペリー氏のイチ押しは「JIN-仁-」(TBS)。大沢たかお
演じる脳外科医が、江戸時代にタイムスリップし坂本龍馬らと交流する歴史物だ。
最近、人気の刑事ものでは「東京DOGS~最悪で最高のパートナー(仮)」(フジテレビ)が
「月9」に登場。小栗旬がNY警察のエリート刑事を、水嶋ヒロが警視庁特殊捜査課の警察
官役に挑む。「旬の2人でも、20代では若すぎて刑事の現実味に欠けるのでは」(片岡氏)
という懸念をどこまで撥ね返せるか。
16歳の若き実力派、志田未来は児童文学の名作「小公女セイラ」(TBS)に主演する。
「『14才の母』の役のイメージが強く、そこを打ち破れるかが見ものです」(芸能ライター)
久々に復帰するのが視聴率の女王、篠原涼子だ。出産後第一作となる単発スペシャル
ドラマ「働くゴン!」(日本テレビ)で、テレビ局の報道記者として働くシングルマザーを演じる。
「いきなり連ドラに復帰しないのが手堅い。同じママでも松嶋菜々子と違って生活感があり、
女性の支持は高いでしょう」(テレビ関係者)
記者は記者でも「アンタッチャブル」(テレビ朝日)で三流週刊誌記者役に挑むのは仲間
由紀恵だ。
「何を演じても仲間は仲間。演技力は求めていません(笑)。その道を究めれば何をやっても
同じの田村正和になれる。ストレートの黒髪で通しているのも、常に襟足の長い田村と同じ
ですし……」(ペリー氏)
とはいえ、昨今のドラマに苦言を呈するのは、芸能リポーターの石川敏男氏だ。
「どの局も制作費を削り、ロケすべき場面をセットで済ませたりして質が落ちている。
DVDやCSを見るTVファンは増えても、番組ファンは減っている。金をかけずに
つくるのはもう限界です」
今秋は政権交代後の壮大な政治ドラマもある。これに8月28日に起訴された
「酒井劇場」が加われば、どんなドラマでも太刀打ちできない?