09/04/23 20:56:02 an3mEOPQ0
主人公トトの解釈はこうだ。
「兵士が待たなかった理由が分かったよ。
あと一晩で王女は彼のものだ。でも王女が約束を破ったら絶望的だ。
99日でやめれば、王女は自分を待っていたと思い続けられる。」
ネット上で見つけた解釈の中で、自分がなるほどと思ったものはこうだ。
「その兵士は、最後の最後にプライドを守ったのだ。
待たされる身に甘んじ続けることを最後に拒否し、運命の扉を自ら閉じた。
つまり自らの人生を自分の手に取り戻すために去ったのだ。」
もう一つ。
「もし100日目を迎えてしまったら、王女は兵士との約束を守らなければならない。
王女が兵士を愛しているのなら問題ないが、そうでない場合、王女は義務で
兵士のものにならなければならない。それは王女にとって喜ばしいことではない。
愛する王女の気持ちを慮り、兵士は立ち去ったのだ。
99日間待ち続けたことで、自分の誠実な気持ちは王女に十分伝わったであろうし。」