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第6話 8月13日放送
骨董の収集家として知られる藤木徳太郎(笹木俊志)の死体が自宅で発見され、
マリコ(沢口靖子)は土門刑事(内藤剛志)らと現場に急行する。
死体を発見したのは、かねてより藤木邸に出入りしていた古美術商の鳴澤(竜雷太)で、
出張先から何度か電話を入れたにもかかわらず藤木が出ないので心配になり、
出張帰りにその足で藤木のもとを訪ねたというのだ。鳴澤によると、藤木は妻に先立たれて独り暮らしだったという。
死体には頭部に傷があり、傍に花器の破片が散乱していた。また、床には古びた陶器の破片も落ちていた。
藤木が犯人と争ったはずみに棚から落ちたらしい。鳴澤の話では、その陶器は江戸時代の著名な陶芸家の作で、
自分が納めた品だということだった。
死体を調べたマリコは、死因は頭部への殴打で、室内のエアコンの温度などから、死後3、4日経っていると判断する。
どうやら、花器で殴られたらしい。
やがて、鳴澤が藤木に売った名工の陶器は贋作らしいとわかる。
土門は、それを知った藤木と鳴澤の間で争いが起こり、鳴澤が藤木を殺したのではないかと推察する。だが、
鳴澤には、藤木の死亡推定時刻の前後に東京にいたというアリバイがあった。
マリコと土門はアリバイの確認に鳴澤のもとを訪ね、そこで見習いとして働く和泉理子(いとうあいこ)と顔を合わせるが…。