17/03/28 23:08:16.92 CAP_USER9.net
3年前、山形県酒田市などの広域行政組合消防本部に勤めていた男性が自殺したことについて、
組合が設けた第三者委員会は職場でのパワーハラスメントが原因だったとする報告書をまとめ、職員15人が停職や減給などの処分を受けました。
3年前、山形県酒田市と周辺の町で作る「酒田地区広域行政組合消防本部」に勤めていた当時20歳の男性が自殺し、広域行政組合は第三者委員会を設けて原因などを調査しました。
その結果、第三者委員会は「訓練の中でパワハラが存在し、それが原因で自殺した」とする報告書をまとめ、28日、酒田市の丸山至市長などが記者会見して公表しました。
報告書では、訓練中、別の消防署員が自殺した男性の頭をヘルメットの上から叩いたり胸元をつかんで壁に押しつけたりしたほか、
「だからお前はだめなんだ」などの言葉をかけて大きな精神的打撃を与えたと指摘しています。
これを受けて広域行政組合は、パワハラ行為を直接行った40代の消防署員を停職1年、30代の署員を減給10分の1、3か月とするなど、
消防長を含む7人を懲戒処分としたほか、8人を訓告の処分にしました。
丸山市長は「ご遺族や市民の皆様に心よりおわび申し上げます」と陳謝し、土井寿信消防長は「厳しい訓練とパワハラの区分について認識が甘かった。
二度とこうしたことがないようにしていきたい」と述べました。
配信 3月28日 21時24分
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