17/02/23 14:09:48.68 CAP_USER9.net
文部科学省は二十二日、天下り問題で辞任した前川喜平前事務次官に、
十七日付で退職金を支払ったことを明らかにした。前川氏とほぼ同じ勤続三十七年で、
事務次官を自己都合で退職した場合の支給額は約五千六百十万円になる。
文科省は、実際の支給額は「個人のプライバシーに関わるので答えられない」としている。
民進党の江田憲司代表代行は二十二日の記者会見で「法律に違反した前川氏が、
税金から巨額の退職金を受け取ることは許されない。自主的に返納すべきだ」と批判した。
七日にあった衆院予算委員会の集中審議では、規定上、前川氏にも退職金が支払われることに批判が集中。
野党議員から返還の意思を問われると、前川氏は「残った調査を踏まえ、
検討することがあるかもしれない」と含みを残していた。
前川氏は違法な天下りあっせんに関わっていたと内閣府の再就職等監視委員会に認定され、
一月二十日付で辞任した。文科省からは同日付で二、三月分の給与を減給十分の一とする
懲戒処分を受けたが辞任により給与の支払いが停止されたため、事実上、処分は受けていなかった。
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