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2017.2.21 10:05
関西学院大(兵庫県西宮市)の40代の外国人非常勤講師が平成26年、英語の授業中、福島県出身の20代の女子学生に「放射能を浴びているから電気を消すと光ると思った」と話していたことが21日、大学への取材で分かった。大学は差別的な発言で「東日本大震災の被災者に思慮がなかった」として、17日付で講師を減給3カ月の懲戒処分とした。
女子学生は26年4月に入学。講師は同10~11月ごろ、出身地を尋ねた後、教室の電気を消し「光ると思った」と発言した。学生は精神的なショックを受け、授業に出席できなくなった。
女子学生は昨年4月、大学がハラスメント相談センターを開設したと知り、講師の発言を相談。講師は大学の調査に対し「冗談のつもりだった」と説明したという。
伊藤正一副学長は「女子学生や被災地の皆さまにおわびする。教職員の自覚を促し、再発防止に向けて努力する」とのコメントを出した。
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