17/02/20 14:43:13.30 CAP_USER9.net
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、名護署は20日午前9時30分ごろ、抗議行動をしていた50代の男性1人が機動隊員につばを吐いたとして、公務執行妨害の容疑で逮捕した。調べに対して男性は黙秘しているという。
大型トラックなど9台が米軍キャンプ・シュワブの工事車両用ゲートから搬入する際、市民と機動隊員がもみ合い、その際に男性が拘束された。男性はいったん基地内に運ばれた後、20日午前10時すぎに名護署に移送された。
昨年12月に埋め立て工事が再開して以来、辺野古の抗議行動で逮捕者が出たのは初めて。
新基地建設に反対する市民は拘束した理由の説明を求め、メーンゲートの前をふさいで抗議している。基地内への車両の出入りができなくなり渋滞も発生しているため、車両の出入りのたびに機動隊が市民らの強制排除を繰り返している。
この日は市民ら約90人が抗議行動を実施し、機動隊員約80人が市民らを強制排除した。抗議行動の指揮を執っている県統一連の瀬長和男事務局長は「私たちは非暴力の抗議行動をしている。どのような理由で拘束したのか説明するまでゲートを封鎖する」と抗議の声を上げている。
一方、米軍キャンプ・シュワブ沿岸で大型クレーン2隻が大型コンクリート製ブロックを投下している。1隻は午後11時すぎにクレーンをたたんだ。市民らは波が高いため、抗議船やカヌーでの抗議行動は行っていない。【琉球新報電子版】
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