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アメリカのトランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が、日本時間16日未明、首脳会談に臨むのを前に、アメリカ政府の高官が、これまでイスラエルとパレスチナとの和平交渉の土台としてきた「2国家共存」の原則について、必ずしもこだわらない可能性を示唆しました。首脳会談でのトランプ大統領の発言が大きな焦点となっています。
トランプ大統領は、15日(日本時間16日)未明、イスラエルのネタニヤフ首相をホワイトハウスに招き、初めての首脳会談に臨みます。
トランプ大統領は、オバマ前大統領と比べてイスラエル寄りの立場をとると明言していて、パレスチナ側から激しい反発が予想されるアメリカ大使館のエルサレムへの移転問題や、歴代政権が力を注いできた中東和平交渉をめぐり、トランプ大統領がどのような方針を示すのかが焦点となっています。
そうしたなか、アメリカ政府の高官は、14日、記者団に対し、イスラエルと将来的なパレスチナ国家が平和的に共存する「2国家共存」について、「和平をもたらさない『2国家共存』は目標ではなく、押しつけるつもりはない。和平こそが目標だ」と述べ、「2国家共存」に必ずしもこだわらない可能性を示唆しました。
アメリカの歴代政権は、「2国家共存」を和平交渉の原則としており、仮にトランプ政権が、これを転換すれば、パレスチナ側が強く反発することが予想されます。
さらに両首脳は、イランについて核開発をめぐる合意の見直しを含めた圧力の強化についても協議する見通しで、首脳会談は、トランプ政権の中東政策を占うものとして注目されています。
NHK 2月15日 16時11分 リンク先に動画
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